緊張のオーストラリアでのアルバイト面接。どのようなことを聞かれるのか、また、面接時の注意点についてもお伝えします。
オーストラリアでのアルバイト面接の順序
ステップ1 電話がかかってくる
日本人の店長でなければ英語でかかってくるでしょう。緊張します。ですができるだけ明るく対応し、日本人にありがちな英語が分かっていなくても分かっているふりをするのはやめましょう。大事なことを伝えられていので間違いがあってもいけませんし、理解していないと相手に分かったら雇ってもらえません。分かるまで聞き返してください。電話が難しいのであれば、その店に直接行って用件を聞きに行くという内容の英語の文章を予め考えて用意しておき、お店に行ってもいいと思います。
この電話では基本的には「何時にどこで面接をしたいので来てください。」と言われます。
ステップ2 直接面接
飲食業のバイトであれば昼と夜の営業の間に面接をすることが多くなります。面接時に聞かれることのが多いのは、
- 自分自身のことを紹介してください
- 志望動機は何ですか(履歴書を配りまくった場合、志望動機なんてものはないので面接までにもっともらしいことを思いついておいてください)
- オーストラリアでのバイト経験はありますか(経験がある場合どのような業務をしていたか)
- 同じようなバイトの経験はありますか
- いつから働けますか
- 何曜日の何時から何時まで働けますか
- いつまで働ける予定ですか(ワーキングホリデーは同一箇所で6カ月まで)
などです。
ステップ3 合否連絡
すぐに決まる場合もありますが、なかなか決まらない事も多々あります。決まりそうなのはいいけど、家から遠くて交通費と時間の無駄になりそうなこともあります。どこで折り合いをつけるかを考えてみてくださいね。
ワーキングホリデービザ所有者は短期間しか働けない、急に来なくなってしまう、などいろいろ問題が発生しているようです。なのでワーホリの人をとりたがらない場所も増えているそう。人としてマナーはどの国でも共通です。ワーキングホリデー中はプランがコロコロと変わることがありますが、そこも店側と相談することや、次の人を見つけてからやめるなどの配慮をお願いします。
面接時の注意点
- オーストラリアは比較的自由な国ですがさすがにTシャツ短パン、ビーサンは避けてください。
- 面接は緊張するもので、英語ならなおさらです。いつもの50%も力が出せないかもしれません。「本当はもうちょっと喋れるのに、アピールできるのに」と落ち込んで帰ることも多々あります。そんな時は“I’m really nervous”「すごく緊張しています」と面接が始まる前に正直に伝えれば、面接をする人もこれがこの人のすべてだとは思わないし、気を落ち着かせるような配慮をしてくれるかもしれません。
- 自ら履歴書を配った場合、どのような時給(納税義務を果たしていない店も多くあります。かといって一概ににそこで働いてはいけないとは私は思いません。また最低賃金を守っていないお店もあります。)、仕組で従業員が働いているお店かわからないので、面接時にしっかりと確認してください。
- 勤務時間も確認してください。
- まかないはあるのか(なかなか聞けないと思いますが、あるととっても嬉しい。)
- 面接をしてみて、この店で働きたくないと思った場合はきちんと伝えましょう。そうでなければ向こうの時間もこちらの時間も無駄になってしまいます。勇気のいることですが、丁寧に理由を話したら受け入れられすはずですし、店側も他の人に当たれます。
次回からは岐阜オフィスゆりのバイト体験を数回に分けてお伝えします。
役に立つ英会話フレーズ ”Clueless”
clueは手掛かりや糸口などの意味があります。会話の中で「全く分からない」とつたえたいときに”I have no idea”ともいえますが、”I’m clueless”とも言えます。
“Do you know what happened to my pudding in the fridge?”
「冷蔵庫のプリン知らない?」
“I’m clueless.”
「全くわからん」